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わたしの足跡 1.5 ~ときどきパリ


KAYO*chocolat(ショコラ)です! 年に一度、フランスに出没♪旅行記更新中です。 写真、カリグラフィー、フランス額装、フランス旅行…などなどを綴ってます。
by kayo_chocolat
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〈13日目-1〉 ヴァンブの蚤の市&ジャン=ジャック・エンネル美術館へ(7/2-その1)【2017 フランス旅行記】


2017年フランス旅行記、目次は→*こちら*
****************

【13日目(7月2日-その1)】

起きて外を見ると…小雨が降っててひんやり寒い!
昨日の中世祭りの時に、雨が降らなくてよかったなぁ。

昨日の中世祭りで買った、素敵なマダム達のお菓子を朝ご飯に♪
〈13日目-1〉 ヴァンブの蚤の市&ジャン=ジャック・エンネル美術館へ(7/2-その1)【2017 フランス旅行記】_a0373683_01572689.jpg

「Paste de fruit」というの。
中には、リンゴ、イチジク、レーズン、クルミが入っていて、昨晩食べたタルトの中のリンゴより、果肉が潰されて柔らかい感じ。
スパイスはシナモンが使われていて、フルーツとシナモンの香りが混ざり合って何とも言えず美味しい!
さっぱりした自然の甘さで、ほっとする味。

あともう一つ、別の中世再現のお菓子さんで買った、「Talemouse」という14世紀のパイっぽいのも。
〈13日目-1〉 ヴァンブの蚤の市&ジャン=ジャック・エンネル美術館へ(7/2-その1)【2017 フランス旅行記】_a0373683_01572690.jpg

こちらは、チーズと卵とスパイスが入ってる。
卵がそぼろ状で、ミートパイを買ったかと思ってしまった(笑)
こっちは、あまり味気がなく、生地も結構硬くて口の水分を持っていく感じで、ちょっと食べにくかったなぁ。

今日はアパルトマンのすぐ近くでマルシェが行われているので、まずそれを覗いて平たい桃とチェリー、パプリカを購入。
スーパーの果物や野菜が、私が行く夜閉店ごろには、いい状態のものはもう残っていないので、マルシェが近くであってほんと助かる!
安くて新鮮で嬉しい♪

買ったものを置いて、ヴァンブの蚤の市へ!
着いた頃には、小雨だけど傘はささなくてもいい程度になってたので、見て回りやすかった。
何かピンと来るものはあるかな…と、行って帰って。
う~ん、あんまりないなぁ。
唯一、鶏の形のエッグカップが気になって、5ユーロを3ユーロに負けてもらって、それにしました。
〈13日目-1〉 ヴァンブの蚤の市&ジャン=ジャック・エンネル美術館へ(7/2-その1)【2017 フランス旅行記】_a0373683_01593827.jpg

実は、同じ形のをすでに持っているのだけど、それはちょっと下の土台が欠けているので、もう一つ欲しいなーと思ってたのでちょうどよかった。
エッグカップコレクションの仲間入り♪

その後は、今日は第一日曜で多くの美術館が無料になるので、いくつか美術館を巡ることに。
まずは、17区にあるジャン=ジャック・エンネル美術館(Musée Jean-Jacques Henner)に向かいました。
〈13日目-1〉 ヴァンブの蚤の市&ジャン=ジャック・エンネル美術館へ(7/2-その1)【2017 フランス旅行記】_a0373683_02003563.jpg

この美術館、2010年の1月のパリ旅行でも来ていて、また久しぶりに見たいなぁ…と思って行ったのだけど、その2010年に訪れた時も、その前年に大規模な改修工事を終えたばかりで真新しい内装。
今回(2017年)も、去年再び改装が終わったらしく、同じようなタイミングで訪れることになったなぁ。

とても嬉しかったのが、今回の改装で「Jardin d’Hiver」と呼ばれる部屋が一般公開になってたこと!!
〈13日目-1〉 ヴァンブの蚤の市&ジャン=ジャック・エンネル美術館へ(7/2-その1)【2017 フランス旅行記】_a0373683_02020471.jpg

天井がガラス張りで、とても明るくて光に満ちている!
当時は、植物をたくさん飾っていたらしい。
今は、Christelle Téaと言う人の企画展が行われていました。
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その手前の部屋の天井が、とても美しい!!
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この雰囲気、素敵だわぁ。
誰もいないので、独り占め♪
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エンネルの描いた女性の、輪郭がぼうっとにじんでいる感じがとても好き。
夢と現実の間のような感じが漂ってる気がする。
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ジャン=ジャック・エンネルは、アルザス出身の19世紀の画家。
故郷のアルザスを描いたものや、ローマに留学していた時のものなど、順に展示されてます。
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寄木細工の机になるチェストが、とても繊細で美しい。
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そしてこの赤い部屋が、たまらなく素敵!!
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吹き抜けになっていて、広々とした感じ。
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〈13日目-1〉 ヴァンブの蚤の市&ジャン=ジャック・エンネル美術館へ(7/2-その1)【2017 フランス旅行記】_a0373683_02084300.jpg

天井から下がるライト、これも前に来た時に撮ったなぁ。
変わっていなくて嬉しい。
〈13日目-1〉 ヴァンブの蚤の市&ジャン=ジャック・エンネル美術館へ(7/2-その1)【2017 フランス旅行記】_a0373683_02042341.jpg

最上階の部屋には、エンネルの絵がたくさん!
大きいものから、小さいものまで、ぎゅっとつまった感じです。
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2010年に訪れた時に、同じ部屋を同じアングルから撮ってた。
その時のは↓の感じ。
絵が少なくて、ちょっとがらんとした感じだったんだなぁ。
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特に、これらの絵が好き。
ずっと眺めていたい。
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大きい窓の下には、小さい絵がたくさん。
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この部分も、2010年(↓の写真)とはだいぶ変わっていて、前にあったソファはもうなくなってたなぁ。
あ、鏡の中に私が!
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エンネルが用いた絵の道具。
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一つ気になったものがあって、ぐぐっと近づいてみて…。
ペン先!!しかも私たちが使う金属のものでなく、ガチョウの羽根から作ったペン先!!
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羽ペンは見たことも作ったこともあるけれども、こんなペン先タイプのもの、いいなぁ。

部屋の中央に長椅子があったので、そこに座ってしばし絵を眺めて…。
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〈13日目-1〉 ヴァンブの蚤の市&ジャン=ジャック・エンネル美術館へ(7/2-その1)【2017 フランス旅行記】_a0373683_02105268.jpg

暗い背景に、白い肌が浮き上がっていて、何とも妖艶な感じ。
エンネルの描く、陶器のような白くて冷たい肌と、それと対照的なふわふわ柔らかそうな髪の毛が好き。
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昔も人があまりいなかったけれども、今回もまばらで、ゆっくり絵を眺めることができた。
小さい美術館の、こういう雰囲気はいいなぁ。

階段の壁は鏡張りになっているところがあって、そこで鏡の中の様子をパシャリ。
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ポストカード、あまり種類はなかったけれど、この2枚を購入しました。
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ひと通り見て、もう一度天井がガラス張りになった部屋で、椅子に座りつつ見た絵の感想などをメモしていると…ここで驚きの再会が!!
声をかけられて顔をあげると、6月21日のフェット・ドゥ・ラ・ミュージックの日に、話しかけられた人と再会!!
こんなマイナーな美術館でまた会うなんて!!!と、ほんとびっくりでした。
オペラ座でのバレエに誘ってもらって、連絡先を交換してここで一度お別れ。
いやぁ、こんな偶然ってあるんだなぁ。

それから、この美術館の近くにあるモンソー公園をちょっとお散歩。
この公園は、とても広いし、いい雰囲気だし落ち着くなぁ。
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もっとのんびりしたいけど、今日は美術館めぐりの日!
次の美術館へと向かいました。


7/2-その2:「クリュニー中世美術館の、外側に大興奮!!&リュクサンブール公園へ」へ続きます)





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